人生のCanvas Part2 井上雄介のぼやき2



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歌詞が分からない人だけど。

音楽をやって30年以上になります、ロックに目覚めた少年期、黒人音楽への傾倒、そしてジャズの世界からインプロまで。自分の健忘症、3歩歩くと忘れる酉年も悪いんでしょうけど歌詞って1曲も暗記しているものが無い。駄目駄目なミュージシャンです。でも最近心に響く歌詞があるのでノートに書き拾い読んでいる。

一つは「夢Duo+1」のシューミーさんの「泣いて笑って」。これは震災の年の最初の4月、最後の日南相馬の沿岸まで行きお祈りをして泣いて聞いた曲です。僕には鎮魂の歌に聞こえるのですが、シューミーさんもドラマー故古澤良治朗さんが逝去した時も歌っていた様で心に響く。当時の写真はありますがトラウマになる方も居ると思うので載せません。爆撃を落とされた様な被害、道も何も分からない、カラスが上空を飛び回り遺体捜索の突っつき棒と終わったところの旗。これもずっと聞いている「ゆっくり夢見」からの曲。

    * * *

「泣いて 笑って」by Shoomy

こらえ きれず

泣いて 空を見上げる

雲が のびる 彼方 星が 生まれ続けてる

さあ 勇気を出そう

力 湧いて 笑い 空を見上げる

明ける 地平 流れ星が 瞬き始める



   *

もう一つはアンジェラ・アキさんの「サクラ色」。これも南相馬に行った時ですが避難勧告で誰もいない町に桜がこれでもか!と言うほどに満開でした。津波事故に原発事故、後者はこんな酷いことを引き起こすのか!。それは僕もショックで手伝った家の片付けの女の子は津波で彼氏を亡くしました。確かその画像をブログかなんかで見たので(現地で地元の人が片付け作業しているなんて津波の被害なんだな、、、)と直感で思って行ったら手伝う!って準備して行ったのを思い出す。そう言う話は沢山あります。。天災は余りにも酷いし人災も酷いまま。新潟への帰り道、聞いていたのがこの「サクラ色」人気のいない飯舘村の山々にも桜が満開。涙が出たことも思い出します。
改めて最近毎日聞いていると歌詞がグッと来ます。切ない別れやなんかなんだろうけど僕も日本人だから桜に関する思い出は沢山。今月はちょっと急下降して今個人的にもの凄く辛かったけど心にしみる。歌詞が良い!こう言うことなんだと反省。

    * * *

サクラ色/アンジェラ・アキ

川沿いに咲いてたサクラ並木を
共に生きていくと 二人で歩いた
世界に飲み込まれ 吐き出されても
ただそばにいたくて もっともっともっと

時間の流れと愛の狭間に落ちて
あなたを失った

恋しくて目を閉じれば
あの頃の二人がいる
サクラ色のあなたを忘れない ずっとずっとずっと

あなたから離れて 自分を知った
夢に近づきたくて もっともっともっと

否定の言葉に押しつぶされても
這い上がり戦い続けた

苦しくて目を閉じれば
あの頃の自分がいる
サクラ色の私を忘れない ずっとずっとずっと

「ふるさと 心の中で今でも優しく響くよ」そんな歌が聴こえる

恋しくて目を閉じれば
あの頃の二人がいる
サクラ色のあなたのことを
サクラ色のわたしのことを
サクラ色の時代を忘れない ずっとずっとずっと
ずっとずっとずっと

   *

さあ今日はのんびり過ごそう、食欲も徐々に戻さないと行けない(๑•̀д•́๑)キリッ!
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by lifecanvas2 | 2013-07-30 11:18 | 音楽 | Comments(0)

お互いさまお陰さま。それと縁。

弟が南相馬に行っています、もう2週間以上になります。この3日間報道もあった様に1000年以上の歴史を誇る「相馬野馬追」も開催され向こうの知り合いが、観覧している様子や写真を送ってくれたのです。もの凄くありがたく涙が出まして画面が見られないほどでした。本当に皆様ありがとうございます。

弟を前回南相馬に連れて行ったのは4月に考えられない劣悪な職場を失業して失意のどん底で実家で日々を暮らしておりました。なので何も言う事は無い、でもお隣の県である福島、広大な範囲の津波の被害、そして原発事故が起こってしまってのこと。連れて行こうと思ったのです。新潟にも世界最大の刈羽原発がありますから大昔から巻原発反対の僕ですから写真で伝わらない空気や風、光景を感じて欲しかった。だから新潟に帰郷しても感想も何もあえて聞きませんでした。

それが先日波江を案内して頂いた通称;ペンキ屋さんが忙し過ぎて「作業補助を頼めないものだろうか」と弟に打診してくれました。それがキッカケでずっと行っています。ペンキ屋さんをはじめ周囲の方は僕もお世話になった優しい方ばかり。安心して送り出すことが出来ました。
「便りがないのは元気な知らせ」と言いますが、送ってもらった写真を見ると新潟に居た時の沈痛な表情が消え昔の弟の笑顔に戻っています。母にも早速連絡し写真を見せたら涙が。電話でその話を聞いた大阪の伯父までが涙を。1枚だけ写真を、優しい方々に囲まれて満面の笑みです。
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兄馬鹿で仕方ない話ですが、性格も違い不器用で純朴で素直過ぎる弟。ずっと心配していたのが笑顔になっている、本当にありがたいことです。沢山の人たちに癒され過ごしているのだと光景が目に浮かぶ様です。僕が震災の時に感じた「お互いさま、お陰さま」の気持はここにあります。お隣の県です、ボランティアなんて気取らなくても良い。お互いさまお陰さまで良い。

現に新潟は今日も雨が降っておりますが震災の年2013年の新潟福島豪雨の時は南相馬から支援工具が届き、この写真を送ってくれた方は阿賀町まで水害のボランティアに来てくれました。また大勢の方が下田村まで手伝いに来てくれたことも忘れていません。ありがたいことです。

そうした縁がいま弟が継いで行って笑顔にしてもらっている。日々の光景が目に浮かぶ、縁とはなんとありがたいものなんだろう、そう感謝せずにはいられないです。まだしばらく居ると思うんですけど見かけた方よろしくお願いしたいと思います。またお世話になっている方々本当にありがとうございます、家族親戚一同を代表してお礼申し上げます。

   *

もう一つお互いさまお陰さまを感じることもありました。生徒がポツリとある悩みを話してくれた、その事はプライバシなので書きませんが中々重い人生の悩みです、いやはや何故故に僕にはそう言う事がよく起きるのか。Lesson半分、話半分に渡り長時間の話を聞いてました。

個人的に7月当初辛い出来事があり持病の躁鬱病が悪化し激しいうつ状態になっていました。不眠、食欲無しが続き7kg減り抗うつ剤の点滴に病院へ毎日通う日々でした。正確には双極性障害と言いますが要は誰もがある気分が良い日と悪い日の波が激し過ぎると言う病気です。年齢を重ねると躁状態が減ることもありうつ時期がずっと続くこともある。電話なぞまず無理、思考が停止しているので即答出来る訳も無い。

かなり今回は重くずっと病院通いで心理的にも身体も参っておりました。でも点滴は今日で終わり、ちょっと自己精神の中で徐々に転換があって自宅療養で良いと主治医の指示。遠いだけにありがたいことです。

なぜ書いておくかと言うとこう言うことを早めに言っておけば生徒の悩みももっと早く気付いてあげられたのです。半年も気付かなかった。また過去の生徒でもうつ病を経験したり今も苦しんでいるものも居る、そう言う事は沢山あったのです。生徒は年上が多いけれども病気の苦しみは分かるつもり、半年も気付かなかったのは申し訳なかった。

話を聞くうちに僕の8年前の入院のこと、うつ状態で縦断な決断は良く無いこと、焦らず頑張らないけどゆっくり諦めない(ある方から頂いた言葉)などなど。生徒自身のことではないけど長い話になりました。話すうちに自分自身の過去の失敗も気付くことがあって生徒の帰ったあとハッとした。

こう言うこともお互いさまお陰さまです。自分自身が話しておくことでもっと早く気付けたかも知れない。病院で失意で居た時に励ましてくれた子も入院当時の仲間です、これも本当にありがたい。そう言うお互いさまお陰さまを痛切に感じ、そのお陰なのかな?点滴も今日で一応終わり。

弟のこと、生徒のこと、入院中の仲間の優しさ、いろいろな振り返りそう思うとお互いさまお陰さま、そして縁を大事に感じるのです。まだちょっと不完全で文章もおかしいだろうけど、いつも通り文章も即興!(๑•̀д•́๑)キリッ!。さて投稿!。

家族弟の笑顔にとても救われてます、みなさん本当にありがとうございます。
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by lifecanvas2 | 2013-07-29 19:12 | 振り返る事 | Comments(2)

加藤崇之『七つの扉』

先日の事です、恩師でもある加藤崇之さんの新作CDが発売になりご本人から送って頂きました。全篇エレクトリックギターによるソロ演奏。全部当然即興です、ジャズと言うジャンルではありませんが言葉にできないほどの素晴らしさです。

躁鬱の波が来るととても音楽を聴く気にもならずギターさえも触るのがだるく億劫で寝込んでしまいます。しかしこの宇宙の果てから来る様な冥界から来る様な音楽、これは音像と言うか音景だと思います。音楽には喜怒哀楽をハッキリさせる必要も無いのです、いろいろ混じってていても良いし何もかも混ぜこぜで構わない。そう言う自由な音像に打ち負かされています。

前にも書きましたが僕の加藤さんの演奏を聴いた体験はもう20年前近いPITINNでの「渦」でした。Lessonではオーソドックスなジャズなのにいきなりフリーインプロヴィゼーションの洗礼を受けてもの凄い衝撃を受けた覚えがあります。問題を解決するデザイン的な商業音楽では無く「衝撃」。時代が早過ぎたのか音楽の世界にはまだ前衛を受入れる時代ではないのか、お客さんは少なかった。でも素晴らしい音の洪水と引きと様々なもの。理由は分からないけど僕は虜になりました。

さて。それでもこの作品は30年を経ての集大成と聞きます、どれ程の集中力と忍耐力いろいろなものを続けて来られたのか。。人生で辛い事があるときずっと「渦」シューミーさんから送って頂いた「NEW渦」「夢」や「夢Duo」を聴いて来ました。今、個人的に衝撃な事があって通常の音楽はほとんど聴きたく無い、

しかしこの作品は時を経てのソロ作品だけにもの凄い進化で最初のオーバーチュアから最終楽章まで集中力と構成力、抑制と沈着と衝動、書き切れない衝撃です。エフェクトも使っているんですが、僕の最初の音楽体験はDavidSylvian系統なのでアヴァンギャルドな演奏も好んでいたのかも知れない。それにせよ世界でもこのようなギタリストは希有だと思います。なぜ心にこれだけ染みるのか理由は説明出来ないけど寡黙なLessonをしてくれていた加藤さんを思い出す。実は優しく暖かい人シャイなひと。最後の7楽章まで素晴らしい、万人にはお勧め出来ないですが良いアンテナを持っている方はぜひ聞いて見て下さい。僕のブログの記事もインプロです多分、だから思いつくまま書いてみ直さずあげちゃいます、それで良いのだ!。素敵な音楽に万歳!

     *****

加藤崇之『七つの扉』

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*** 2013年7月15日 発売!! ***
真の音楽家、ギタリストとして世界的にも希有な存在、加藤崇之。フルデザインレコードからは2012年の内橋和久とのデュオに続くリリースとなる、エレクトリックギターによるソロ・パフォーマンスを収録した作品が完成。エレクトリックギターというものが、かくも限りない可能性を秘めた楽器であったことを、現代だけでなく未来永劫に証明するのではないかと思える凄まじいアルバムである。まさに長年に渡る音楽への真摯な取り組みがなければ成し得ない偉業といえるのではないだろうか。

■メンバー:
 加藤崇之 KATO TAKAYUKI electric guitar

■収録曲:
 1 : 第一の扉
 2 : 第二の扉
 3 : 第三の扉
 4 : 第四の扉
 5 : 第五の扉
 6 : 第六の扉
 7 : 第七の扉

recorded at Knuttel House in Tokyo, jan. 31 2013
art work:KATO TAKAYUKI

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by lifecanvas2 | 2013-07-19 02:10 | 音楽 | Comments(2)

この時代に生きる私たちの矛盾〜ジョージカーリン

世情はどんどん加速し真綿で首を絞め合ってる事に気付かない。目の前、自分の半径10mのことしか考えられない余裕のなさ、働いても苦しい、考える時間も無い。日本は衰退の一途。震災前から少子高齢化の問題は20年前以上に気付くキッカケがあってどんどん衰退の一途。
ふとインタネットで見つけたこの言葉。シニカルで興味深いです。

   *

この時代に生きる私たちの矛盾

ビルは空高くなったが、人の気は短くなり
高速道路は広くなったが、視野は狭くなり
お金を使ってはいるが、得るものは少なく
たくさん物を買ってはいるが、楽しみは少なくなっている

家は大きくなったが、家庭は小さくなり
より便利になったが、時間は前よりもない
たくさんの学位を持っても、センスはなく
知識は増えたが、決断することは少ない
専門家は大勢いるが、問題は増えている
薬も増えたが、健康状態は悪くなっている


飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し、笑うことは少なく
猛スピードで運転し、すぐ怒り
夜更かしをしすぎて、起きたときは疲れすぎている
読むことは稀で、テレビは長く見るが、祈ることはとても稀である
持ち物は増えているが、自分の価値は下がっている
喋りすぎるが、愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる


生計のたてかたは学んだが、人生を学んではいない
長生きするようになったが、長らく今を生きていない
月まで行き来できるのに、近所同士の争いは絶えない
世界を支配したが、内世界はどうなのか
前より大きい規模のことはなしえたが、より良いことはなしえていない
空気を浄化し、魂を汚し
原子核を分裂させられるが、偏見を取り去ることができない
急ぐことは学んだが、待つことは覚えず
計画は増えたが、成し遂げられていない
たくさん書いているが、学びはせず
情報を手に入れ、多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている
ファーストフードで消化は遅く
体は大きいが、人格は小さく
利益に没頭し、人間関係は軽薄になっている
世界平和の時代と言われるのに、家族の争いはたえず
レジャーは増えても、楽しみは少なく
たくさんの食べ物に恵まれても、栄養は少ない
夫婦でかせいでも、離婚も増え
家は良くなったが、家庭は壊れている


忘れないでほしい、愛すものと過ごす時間を
それは永遠には続かないのだ
忘れないでほしい、すぐそばにいる人を抱きしめることを
あなたが与えることのできる唯一の宝物には、一円もかからない
忘れないでほしい、あなたのパートナーや愛する者に「愛している」と言うことを
心をこめて


あなたの心からのキスと抱擁は傷を癒してくれるだろう
忘れないでほしい、もう逢えないかもしれない人の手を握り
その時間を慈しむことを
愛し、話し、あなたの心の中にあるかけがえのない思いをわかちあおう
人生はどれだけ呼吸し続けるかで決まるのではない
どれだけ心のふるえる時間があるかだ

                      ジョージ・カーリン
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by lifecanvas2 | 2013-07-15 03:18 | 漠然と考える事 | Comments(0)


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