気がつけば5月ももう終わりに近く暑くなって来た、出張週間で金曜に戻ったら三冬どのが喜んで飛び出て来た。相変わらずギターに潜り卵を温め続けているけど日光浴はさせないとビタミンなんとかが欠乏すると言うので昨日今日と日光浴。これは世話を頼めないしなかなかカゴに入れるまでがひと苦労。好物のオーツ麦で今日は騙されてくれました三冬どの。
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出張中いろいろ気になった事があるんだけどiPhoneでは打つのも面倒で旅館に「ソフトバンクwifiスポット」が貼られてたので期待!したのにiPadでは「有料wifiスポット」だったので凄く残念。ギターもしばらく出来ないから宿題と言うか少しは課題のために若い時分かんなかったケニーカークランドのインプロの譜面をアナライズするのに持って行ったんだけど飲んで少ししか進んでない。GarageBandのピアノで確認しながらで十分。
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なんともやるせない気持になるのは橋下あほの発言もそうなんだが、乙武さんの入店拒否をTwitterで知って「乙武」で検索するとこの世は悪意に満ちている事満ちている事、陰鬱な気分になった。彼の本「五体不満足」も読んだことないし世の中が理解しやすい障害者像と言う感じで思ってたんだけど2階に店を構える店主からの入店拒否。このことに発するんだけど店主からのお言葉に余程気分が落胆した出来事だったのだろう。
有名であるが故に「事前に連絡が常識」「常識が無い」「店名をあげてイジメだ」などなど滅多切りに近い攻撃を受けていることに、とにかく唖然としてこの国はどうなっちゃったんだと嘆かわしい気持になった。
欧米などの「〜ではの神」症候群ではないけど一口に欧米と言ってもアメリカ型のADA法(障害者差別禁止法)と欧州のいろいろ各国の法は中身もかなり違う。ADA法は「スタートは準備するからその後は自己責任」の様な感じでなので車いすのホームレスも居たりする。欧州型は違う、社会保障の一部として位置づけているからアメリカ型とはかなり違うし国ごとにかなり違う。
そう言う「欧米では〜」の声に「ここは日本なんだ!障害者の身勝手を許すな!」の憎悪の様な主張が満ちている。なんなんだ?!・・・。これが大多数の声なのだからウンザリザリガニ。
想像力も思いやりも自分の身に置き換える事も何も無く、例えば乙武さんの要に有名でない障害者だったら?自分が明日障害者になったら?自分が高齢者になって不便を感じ始めた時は大丈夫なのか?キリが無いけど何も無い。こんな国がオリンピックを開催しようとしているなんか情けない、猪瀬の阿呆発言もあった事だしあれだけの震災があっての道半ばなのに一刻も早く潔く辞退して欲しい。
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情けない国だ、いつからなのかな_と思いつつ、経済再生を超え高々に毎日うるさくいろいろな問題も余裕が無い利益のためなら何でも勝ち負けのカテゴライズ目眩まし。余裕というか寛容でもなんでも良いけど余白やのりしろ見たいなものが消え去っている事を改めて感じた事件でありました。
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ちょうど宿で出逢ったアメリカ人の若い青年に話したら「そうなの?ちと考えられないね。。」見たいな事になるんだけど英語力が無くて会話も難しいもんです。Hashimoto Mayorの事は知ってたしつたない英語で聞くのは何とかなんだけど説明が出来ない。TPPはやっぱり知りませんでした、そんなものなのだ。25歳の青年で教師でありアイオワから学校への文化交流のために来ている、音楽の話をしたら若いのにモータウンも好きでJazzも好きらしく、飲んで訳の分かんないダメ日本人を晒してるのもまあ出張週間の愛嬌か。6/1まで滞在と言うので来週は出張は少しなのでちっとしたプレゼントをと思う。と言うか酒を紹介して紙パックでは、、さすがに新潟銘酒がすたる。青年だけと言う訳もいかないし女性2人にはなんか良いのかないか近所の観光物産館「ふるさと村」でも行って来よう。