違法ダウンロードの法整備?かなんか騒がれてて詳しくはよく分からないのだけれど、それとは別にもレッスンしてても最近よく感じる事がある。新しい生徒も増えていろいろなんだけど最近はアルバムすら買わない人が多くほとんどYoutubeなどで済ませちゃう。確かに便利で無料と来てるから便利なんだろうけど、、、。
横に並列で並ぶWebの世界だから次から次へと上澄みだけを聞いていると言うかそう言うのが時代なんだろうかと思うとレッスンをしてても心配になる時もある。「この感じがが好きだ!」とか突き詰める気持が薄いと言うか、どんどん掘り下げて行って行くことも余りないみたいで時代が変わったと言えばそれまでなのだろうけど、寂し気もする。
アルバムがレコードだった時代、針が飛んでおシャカにしては大変!とまずテープに落とし何度も何度も聞いてテープが伸びちゃったり。そもそも当時の物価を考えてもレコードって高かったはずだから大事な1枚を買うのに雑誌を読んでいろいろ調べたり店員さんと仲良くなったり。自分自身で言えばブリティッシュロック全盛の頃音楽好きになったから、ニューウェーブがあってその後ネオアコースティックがあって背後にはモータウンやジャズの匂いがあったから自然と導かれて行った記憶がある。
今ではアルバムを買う事もすっかり無くなり聞く事も減ったけど繰り返し聞いているものはずっと聞いてる。映画や本もそう言う感じで同じものを繰り返し読んでも当時と違った感じ方も出来たりいろいろだ。
まあ今の音楽産業や著作権団体は腐ってるからCDを買う回し者でもないけどこれぞ!好きな音楽とかは大事にしないと音楽そのものが育たない気がするんだなあ。上手く書く方法が分からないけど逆に言えばそれが分かる生徒は勝手に伸びているのは何となく経験してる。やっぱデータじゃだめなんだよな。
好きなものは自分が思うよりもっと大事にして欲しいと思う最近。